ブログトップ | ログイン

海の古書店

本のこと、心に浮かんだことを綴ります。香りのお店「Atmosfera」:http://atmosfera-kamakura.com/ お問い合わせ: books@good.memail.jp


by uminokosyoten

pecoraの本棚『ぼくの絵本美術館』

pecoraの本棚『ぼくの絵本美術館』_a0135581_23061445.jpeg




モブロさんの本棚から。

ずっと以前に一度入手して古書店ノエルへ出荷したものを再び。
再会であるにも関わらず、とても新鮮。
良い本は常に生まれ変わってでもいるかのように。
帯の「絵本は官能的だ」という言葉が、
堀内さんが目指したものの品位の高さを物語っているように思われました。

絵画の歴史に始まり、絵本の歴史的展開とそこから生まれた子どものための絵画論。
解説にある「偏愛的個人美術館」という言葉がぴったりの内容でした。

自分の目を信じること。
自分の心を信じること。

堀内誠一という画家であり編集者であり、作家であった多才な人の、
独白にも似た知識と美意識の美術館を、
どうぞゆっくりと巡ってみられてくださいませ。



pecoraの本棚『ぼくの絵本美術館』_a0135581_23062880.jpeg




pecoraの本棚『ぼくの絵本美術館』_a0135581_23063101.jpeg




pecoraの本棚『ぼくの絵本美術館』_a0135581_23063421.jpeg




pecoraの本棚『ぼくの絵本美術館』_a0135581_23063764.jpeg




pecoraの本棚『ぼくの絵本美術館』_a0135581_23064047.jpeg




pecoraの本棚『ぼくの絵本美術館』_a0135581_23064389.jpeg




pecoraの本棚『ぼくの絵本美術館』_a0135581_23064635.jpeg




pecoraの本棚『ぼくの絵本美術館』_a0135581_23064976.jpeg




『ぼくの絵本美術館』→















by uminokosyoten | 2019-05-20 07:05 | 本読み便り