春の本棚『これからはがんばりすぎない、40歳からの暮らし替え』

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柳沢小実さんのファンなので、40代はとっくにすぎてしまっていますが、図書館から。



暮らしを替える。
もちろんそこには人生の捉え方を変えるいう根があってのこと。
さまざまに暮らしのことを書かれているその中に
柳沢さんはこんなにもがんばってこられたのだなと感じることが多くて。


思いがけず、自分の40代を省みる機会になりました。

基本的にはがんばらなかった、
周りの家族や友達たちががんばって支えてくれた40代。
ちょうど膠原病を発症して
心身ともに落ち込んだ時期がまさに私の40代でした。
だから、頑張れなかった。


でも、60代になって思うのは、
そんなブランク(ほんとうはブランクではないと思っていますが)があったからこそ、
今の「普通であること」がとてもうれしいのだと。



人は思いがけないことにたくさん出会って、
そして思いがけない優しさに救われて生きています。

決して予定通りにはいかない。


だから
私は「普通であること」をできるだけゆっくりと維持できるように
私なりに「60代」を頑張ろうと思ったのでした。


インターネットの発達で世界と自分が繋がっているような錯覚を起こしがちなこのごろ。
たしかにそこには見えない糸がたくさん張り巡らされているかもしれません。
でも、ほんとうに大切なのは、暖かさを伝えてくれる「実際に」いる人たち。
「実際に」聞こえる声。
「実際に」交わす笑顔であることを忘れないようにしようと思います。
その人たちの言葉がきっと自分のがんばりの指標になるはずだから。




大切な人にとって特別でありたいけれど、
世の中にとって特別でありたいとは思わない生き方。
それが私の理想です。




『これからはがんばりすぎない、40歳からの暮らし替え』→






by uminokosyoten | 2018-03-16 09:26 | 本読み便り