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海の古書店

本のこと、心に浮かんだことを綴ります。香りのお店「Atmosfera」:http://atmosfera-kamakura.com/ お問い合わせ: books@good.memail.jp


by uminokosyoten

海へ、そして『終の日までの』

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極楽寺駅、午後12時半。
晴れ。


母の月命日に、
母が通っていた極楽寺へ。




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桜並木は少し色づいて。
静かな境内で花待つ心を母と分け合って。

(こちらは境内は撮影禁止です)





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お寺の近くの
ハレノバでドーナツランチ。



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バナナのトッピングは初めて!




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コーヒーに映ったステンドグラスがきれいでした。





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長谷への道をゆっくり散歩。




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懐かしい若草色の風景。




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極楽寺周辺は急な坂道が多く、
こんな階段も!

もちろん、すごいなって見上げるだけです(笑)。



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御霊神社にお参りをして。




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お賽銭箱の向こうの言葉にまたまた感激。
「桜咲く素敵な四月が来るよう祈っています」。
胸がジーン。





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長谷の海岸でワカメが整列。




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子どもたちが波と戯れて。

春がやってきました!





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郵便を出しに出かけた夕暮れ時の鎌倉駅。
3/22に新装オープンしたばかり。
こちらもピカピカの春です。





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時間をかけて読んできたのは森浩美さんの『終の日までの』。
家族をめぐってそれぞれの「終」を見つめた短編集。
あたたかい眼差しは常に変わらず。
人生は分かち合う人のおかげで成り立っているのだと。
気づかなかったこと、届かなかったこともまた
やさしく融和して人の日々を彩って行くのだと。
「哀」から「愛」へ。
森さん自らが「あとがき」にのべていらっしゃるように
「ひかり」の待つ物語が8篇。
やわらかな和菓子の彩をおびて並んでいました。


『終の日までの』→









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Brezz Marina







by uminokosyoten | 2017-03-30 07:00 | 本読み便り