「恋するレストラン」
2012年 03月 31日
以前ご紹介しましたドイツ映画「ソウル・キッチン」をさらにドタバタにした感じと申しあげたら良いでしょうか。
オランダ映画であるこの作品でも移民差別の問題が大きくクローズアップされます。
ただ、残念なことにこの映画では料理に対するリスペクトが感じられませんでした。
主人公のモロッコ人の青年ノルディップ。
彼は「息子を医者にする」という父親の期待に素直にうなづけないまま、図書館と偽ってレストランでアルバイトを始めます。
そこで起きる様々なトラブルを乗り越えて、やがてノルディップが自分の道を歩き始めるまでを描いた群像劇です。
あまりにも「濃い」登場人物たちに、コメディの感覚の違いを思いました。
主役のムニール・ヴァレンタインは実直な性格の青年を好演、ヒロインのマルコ・ヴァン・ゲフィンも愛らしかったのですが…。
オランダでは大ヒットということでした。
「恋するレストラン」♠
by uminokosyoten
| 2012-03-31 08:36
| 映画・ドラマ