オススメ「千葉の森カフェ」
2012年 08月 23日
これほどしみじみとやさしいカフェ本は初めてでした。
お写真も文章も、そしてもちろん登場するカフェもオーナーさんたちも。
抱きしめたくなる本ってそんなにはないですよね。
私ね、この本を子供のように枕元に置いて寝ました!
夢で本の中のカフェに行けますようにと願いながら。
この本の何が素敵なのかしらと考えてみて、
オーナーさんたちのそれぞれのテンポ(揺るがないテンポ)がとても魅力的であること。
…でも、何よりも取材された鈴木美也子さんが素敵なのだと思いました。
30軒のカフェを丁寧に訪ねて、そしてとてもすばらしいお写真を撮られて。
こんなに愛情を注がれた本は幸せだと思います。
月並みのカフェ本とは一線を画した「読み物」だと思いました。
自分をきちんと持ってゆったりと暮らしている人たちの存在はそれだけで勇気を与えてくれますね。
そういう人が待っていてくれるカフェがあること、しあわせです。
この本は夢のガイドブッックだと思います。
ぜひ書店で手に取ってごらんください。
千葉に住む息子夫婦にと求めましたが、自分の宝物に。
息子たちにはまた別に送ることにしました。
「千葉の森カフェ」◆
by uminokosyoten
| 2012-08-23 06:56
| 本読み便り